ウランバートルを一望するザイサントルゴイヘ(2025/7/20)

モンゴル

今日はテレルジからウランバートルへ戻り、ザイサントルゴイヘという展望スポットへ行きます。

ウランバートルへ

テレルジからウランバートルまでは、来た時と同じくホテルにタクシー手配をお願いしました。

朝食の時に念のためご主人にタクシーのことを確認すると、「あー……」という感じでどこかに電話を始めました。これ忘れてたな。全然いいんですけど、ホテルの予約が今日までなのにどうやって帰るつもりか気にしないのかな。

午前中は周囲を散歩したりして過ごします。今日はホテルの前が来客で賑わっていました。

依頼した12時より少し早めにタクシーが到着。運転手さんは往路と同じ人でした。

出発前、「途中で別の乗客をピックアップしたいんだけどいいか?」とご主人と奥さんそれぞれ聞かれたのでOKします。ピックアップで他のホテルに寄るかと思ったら、車はそのままテレルジを抜けウランバートルまで走り続けました。

僕が気にすることじゃないんですけど大丈夫かな?忘れたわけじゃなく、SMSとかでキャンセル連絡が来てたんだと思いたい。

ウランバートルでラーメン

車は一時間ほどでウランバートルに到着しました。先日まで泊まっていたHOTEL NINEに着くと、チェックイン時間より少し早いですが部屋に入れてもらえました。

お昼は日本食が食べたくなったので近くにある「ラーメン まことや」へ。Google Mapのレビューはそれほど高くないのですが、海外で食べるラーメンとしては十分美味しかった。現地の人の好みと合わないとスコア低くなるし難しいよな……。

ザイサントルゴイヘ

この後はウランバートルを一望できるという展望台ザイサントルゴイへ行ってみます。

スフバートル広場周辺からだと路線バスで簡単に行くことができます。

路上に謎の生成AI広告が。モンゴルx日本で何をPRするものなのかよくわかりません。

広場を抜けてArd停留所へ。ここからザイサントルゴイまでЧ:52番一本で行けます(500トゥグルグ、約20円)。

停留所に来るバスが他の路線のものばかりで15分くらい待ちました。

バスは15分ほどでХөдөө аж ахуйн их сургууль(農業大学)停留所に到着し、さらに10分ほど歩いてザイサンヒルというショッピングモールへ。

ザイサントルゴイはこの裏にあり、モールの7階と渡り廊下で繋がっています。

低層階には映画館とかが入っているものの、普通のショッピングモールと比べて店舗が全面に出ておらずマネーっぽさがあまりありません。

7Fまでエレベーターで上がります。空きテナントが目立ちちょっと廃墟モールっぽい。

渡り廊下を抜けるとザイサントルゴイの丘の中腹に出ます。

ザイサン・トルゴイ(Zaisan Tolgoi/Зайсан толгой)は、モンゴル・ウランバートル南部の小高い丘にある戦勝記念碑と展望スポットです。

1971年、モンゴルと当時のソ連が協力して、第二次世界大戦で戦死した兵士たちを称え、勝利を記念する目的で建立されました。 展望台の中心には灯火台があり、その周囲にはモンゴルとソ連の友好を表すモザイク画が配置されています。

この丘へは麓からおよそ600段の階段を上る必要があります。頂上からはウランバートル市街はもちろん、トゥール川や周囲の山々まで360度見渡せる絶景が広がります。

無料で訪れることができ、地元の人々にも市の展望スポットとして親しまれています。 

階段を上ると灯火台とオブジェが。

ザイサンモールから登ってきた階段。

見渡すとはるか彼方までビルが立ち並んでいます。

ウランバートルの人口は160万人くらい。人口第二の都市は10万人いないので東京とか比較にならないレベルの一極集中です(しかも街と街が離れてるし)。そりゃみんなウランバートルに出稼ぎに来るよな……。

ここでも韓国人観光客が目立ちます。近くにLee Tae Johnという韓国人の記念公園があり、そこと合わせて観光ルートになっているようです。

しばらく景色を眺めた後、同じ路線バスで帰りました。(Ч:52の場合、ルートが循環しているのでТанктай хөшөө停留所から乗ります) 。

ウランバートルのバーへ

夕食はホテルと同じ建物の1F にある「ダブルショット」というバーへ。わりとおしゃれ目な雰囲気で、少し値段は高いですがモンゴル人で賑わっていました。

カクテル(ラムパンチ)と串焼きの盛り合わせ的なもので74,000トゥグルグ(約3,000円)。賑わっていますがうるさくはなく、一人でも入りやすいです。

中国だと食堂でビール飲むくらいだったので、たまにはこういうのもいいものです。

明日はウランバートルを観光したあと、夜行列車で中国へ向かいます。