馬祖列島 南竿島から基隆へフェリーで移動(2025/8/21)

台湾

ニイハオ!今日はフェリーで基隆まで移動します。

フェリーチケット予約

南竿から基隆へは毎日フェリーが運航しています。フェリーは南竿との単純な往復ではなく、間に東引島をはさんで以下のように日替わりの運航になっています。

  • 先馬後東: 南竿-東引-基隆
  • 先東後馬: 東引-南竿-基隆

南竿の出航時間はどちらのルートでも9:30となっているようです。時刻表の検索とチケット購入は「馬祖海上交通訂位購票系統」から可能です。

座席は以下のような感じで分かれています。

  • 個室(頭等艙、商務艙): 個室。クラスによりさらに細かく分かれる
  • 寝台(經濟艙):大部屋寝台。親子用の寝台とかもある
  • 座席(座位): シート席。一番安い

今回は事前にウェブで寝台席を予約し、運賃は1,000台湾ドル(約4,900円)。南竿からだと昼間の移動になるのでシート席でもいいと思います。

今日8/21は先東後馬での運航のため、南竿から基隆へ直行するルートになります。

Webで予約した場合、出航一時間前までに紙のチケットを発券する必要があります。発券はセブンイレブンか港のチケットカウンターでできます。

基隆行きフェリーに乗船

フェリーの出航時間にあわせて、8時半に宿をチェックアウト。港までは数百メートルなので歩いていこうとしたら、宿の人が車で送ってくれました。

セブンイレブンで軽食を買って港の中へ。昨日の島間のフェリーはチケット買って直接船に行く方式でしたが、こっちはゲートがあります。

台湾本島や中国本土など、長距離路線扱い?のルートはこちらのターミナルを使うようです。

待合室でしばらく待っていると、9時15分ごろに改札が始まりました。改札をして船の方へ向かうとまだ荷下ろし中。外でしばらく待たされます。

荷物の積み下ろしを待ち、少し遅れて10時ごろに出航。

船は南竿と北竿の間を抜け、本島へ向かって南下していきます。台湾本島へは8時間ほどの船旅になります。

寝台席はこんな感じです。僕が乗ったときは寝台、シート席ともガラガラでした。室内は冷房効いていて寒いくらいです。

船内の設備は簡素で、これまでの国際フェリーにあったカラオケルームとかゲームセンターはなさそう。売店は昼だけ開くようです。

しばらくすると島影も見えなくなり、見渡す限りの大海原です。

特にやることもないので寝台でごろごろしていたらいつの間にか寝てしまいました。

売店の営業時間を逃したので自販機のカップヌードルで昼食。現地版シーフードヌードル的な感じのやつ。

15時過ぎに位置情報を見ると、もうかなり本島に近づいていました。

徐々に陸地が近づき、基隆のある湾内へ入ります。

基隆は台湾の玄関口というイメージなので、日本でいう横浜みたいな街並みを想像していました。実際に古びた雑居ビルが立ち並ぶ様は瀬戸内とかのもっと寂れた港町って感じです。

調べてみると取り扱い貨物量は南にある高雄が圧倒的に大きく、基隆は台中についで3位だそう。

16:20ごろに基隆に到着。8時間くらいかかると聞いていましたが、今回は6時間ちょっとで着きました。主観的にはちょっと昼寝したらもう到着していた感じです。

乗ってきたフェリー「新臺馬」

基隆に到着

今日は基隆に宿泊します。予約したのは港近くの「ハーバービューホテル」で一泊8,500円。

少し休んで、有名な基隆の夜市へ。観光客向けな感じで賑わっています。

日本人含め外国人もたくさん。馬祖までは全然見かけなかったので新鮮です。

小さい蟹スープとご飯で130台湾ドル(約640円)とそこそこの値段です。ほか、かきあげみたいなやつとかタコ焼きとか、どこか日本を感じるものを買い食いしていたら結構な金額になっていました。

泡泡氷という台湾風かき氷。氷にシロップをかけるのではなく混ぜながら作る味付きアイス (60台湾ドル、約300円)。

明日は日月潭へ移動します。