中華ファンタジー的夜景スポット 鳳凰古城へ(2025/9/26-27)

中国

ニイハオ!今日から張家界周辺を観光します。

9/26 桂林から鳳凰古城へ

まずは張家界に近い映えスポット鳳凰古城へ向かいます。

鳳凰古城は、中国湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州に位置する、清代の面影を色濃く残す古鎮です。

1704年に築かれた城壁を中心に、街のほぼ中央を流れる沱江に沿って、少数民族であるミャオ族やトゥチャ族の伝統的な高床式建築「吊脚楼」が密集して立ち並んでいます。川には鳳凰のシンボルともいえる石橋「跳岩」や、二層構造の屋根付き橋「虹橋」といった歴史的建造物が現存しており、水辺の景観を構成しています。この地域は古くから少数民族の軍事的な拠点としての役割を担っており、城壁や門楼などの防御施設が保存状態良く残されています。また、近代文学者である沈従文の故郷としても知られ、彼の故居などの文化遺産も点在しています。

2008年には、その歴史的・文化的な価値からユネスコ世界遺産の暫定リストに登録されました。現在は、周辺の武陵源などと並び、湖南省を代表する歴史文化保存地区に指定されています。

高速鉄道で桂林から鳳凰古城へ

桂林と張家界にはそれぞれ高速鉄道が通っています。桂林から張家界は直線距離だと400kmほどですが、それらを直接結ぶ線路はなく長沙付近を大回りするため倍くらいの距離となり時間がかかります。

直通列車は一日一本だけで鳳凰古城への到着は21時過ぎ。観光するにはちょっと遅い時間になってしまうため、僕は夕方に到着できる長沙南乗り換えのルートで移動することにしました。

運賃は一等で約14,600円。乗り換えとなるため直通列車よりも5,000円ほど高くなります。まあ古城の観光に5,000円分の価値があると思うしかないな。

10時ごろにタクシーで駅へ。まずはG536という11時ごろ発車の列車で長沙南へ向かいます。

列車は三時間ほどで長沙南へ到着。長沙南からは8月初めに行った赤壁にも近く、高速鉄道なら一時間かからずに行けます。なぜこんな所に戻ってきた?

高鉄の乗り換えの際は駅の外に出て再度保安検査を受ける必要はなく、「便捷換乗」の通路から直接待合スペースに入れます。

駅は修学旅行生らしき学生さんがいっぱいです。

前に高鉄を乗り継いだ時に接続時間に余裕がなくヒヤヒヤしたので、今回はちょっと時間に余裕を持たせました。しばらく待って15時半ごろのG6519という列車で鳳凰古城へ向かいます。

発車時間が近づいたので改札をしてホームへ。指定された車両に行くとどう見ても二等の車両です。駅員に聞くと列車が改装したので予約がおかしくなったよう。

発車間際でホームに出られないため、車内通路を五号車から一号車まで移動します。通路はそんな広くないし立ち乗り(立席)の人もいるので結構な迷惑行為です。すみません……。

そんなちょっとしたトラブルもありつつ17時半ごろに鳳凰古城駅に到着。

駅から古城まではリニアモーターカーが走っています。100kmほどの低速で浮くタイプ(常電導吸引型)のリニアで、日本だと愛知県のリニモが同じ方式らしい。

運賃は28元(約560円)でタクシーとそんなに変わらず、結構な金額です。そのせいか、僕の他に乗客は数名だけしかいませんでした。

運行は30分に一度ほど。駅で15分ほど待って18時の列車に乗車します。

僕は初めてリニアに乗ったので揺れがほとんどなくて驚きました。

しばらく走って古城近くの鳳凰覧勝(凤凰揽胜)駅に到着。駅は街を見下ろす高台にあり、展望台も併設されています。

駅舎と展望台。

街まではしばらく遊覧歩道を歩いた後、エスカレーターとエレベーターを乗り継いで降りて行けます。

鳳凰古城

宿にチェックイン。今夜の宿は「鳳凰金水岸古城観景ホテル」で一泊約5,400円。宿は川沿いにあり、部屋から古城のライトアップが眺められます。最近眺めがいい部屋が続いて嬉しい。

少し休んで夜の街を散歩。街自体は観光客向けに浄化されていますがライトアップは綺麗です。

なんか中華ファンタジー的というか、歴史上存在したことがない空想的な夜景というか。まあ観光地のライトアップはどこもそんな感じかもしれませんが。

奥に見えるリニアモーターカーの駅、近代的な作りなのでちょっと不釣り合いなのもファンタジー感あります。

映えスポット付近は中国人観光客で大混雑です。

中国の一般観光地は欧米人が全くいないんですけど、ここは世界的にも有名な張家界に近いせいかポツポツ見かけます。

ライトアップの色使いは中国らしく派手なところもありますがあまり気になりません、全体は大人しめで差し色的に使ってるからかな?

ゆらゆらと水面に映る明かりを眺めつつ、川沿いをのんびり歩きます。

川沿いのバー的なところで夕食。ここではステージが併設されていて生演奏があります。中国でこういうところ入ったことなかったので新鮮です。

ライブで気になった曲「雨下不停/趙芷彤」。数年前の曲ですがTikTokとかで相当バズってたらしい。「雨が降り止まない」みたいな失恋ソングで、鳳凰古城の川辺で聴くの結構エモい。

9/27 高速鉄道で張家界へ

翌朝、あらためて古城を散歩。夜と比べると人通りはほとんどありません。

今日はこれから張家界へ移動します。

朝イチの電車がないため始発となる11:29発で移動。鳳凰古城-張家界も有名観光地同士ですが、中国の高鉄はハブとなる大都市中心でダイヤが組まれているようで、こうした地方同士の移動はちょっと不便なことがあります。

古城から高鉄駅までのリニアは30分に一本で、街からリニア駅まで結構歩くため不便です。復路はタクシーで移動します。

宿の人によるとこの辺はタクシーが捕まりにくいため早めに出発した方がいいとのこと。いちおうDiDiも使えますがあまり走ってないようです。

教えてもらったタクシー待合スポットでDiDiにリクエスト出しつつ流しのタクシーを待ちます。この時はたまたま運が良かったのかすぐにDiDiで配車されました。

近くで流しのタクシーを待っていた中国人客が一緒に行きたいということでと相乗りに。てっきり駅までかと思ったら途中のホテルで降りて行きました。……これ多少ですが遠回りした分も僕が払うのかな?

駅までの道すがら、空車のタクシーと何台もすれ違います。街から駅まで行くと片道2-30分拘束されるため、高鉄の時間はいくらタクシーがいても台数足りなそう。せっかくリニアを作ったのに不便で高いのでみんなタクシー使うという、開発失敗感があります。

鳳凰古城から張家界西駅までは高速鉄道で一時間ほど、一等で約3,500円でした。

駅は中心部から車で15分ほど離れていますが、今日のホテルが無料でピックアップしてくれるということでちょっと待ちます。

今夜のホテルは「天門山仟ホテル」で一泊約6,500円。

武陵源へのバスターミナルや天門山へのロープウェイにも徒歩圏内なので結構便利な立地です。広角で撮ったせいか部屋の奥行きがすごい広く見える。

部屋は14階でいい眺め。ビルの背後に見える格好いい山は天門山あたりの山でしょうか

明日から武陵源を観光します。