今日はクルガン湖周辺を観光します。
バガ・トゥルゲニーの滝
午前中は湖の近くにあるという滝へ。朝は晴れていたのですが、9時ごろ出発しようとすると雨が降っていました。


まずは滝へのトレッキングルートの入り口へまで車で移動します。出発しようとするとイーグルハンターも着いてくるということで車に乗りこんできました。
てっきり一緒に滝まで登るのかなと思ったら駐車場で運転手と待ってるらしい。運転手と仲良いな。
トレッキングルートは馬でも登れるため、モンゴル人の家族は結構借りてました。


雨の中を登っていきます。少し歩いたところでちょうど晴れてきました。



ルートからは視界が開けているので眺めはいいです。下は深い藪になっており、ほとんど人が入らないそう。

40分ほどで滝に着きました。この滝の落差は20mほど。手前の岩山を降ると滝壺のすぐ脇まで行けるため迫力があります。

滝の上にも柵とかはないので入りたい放題です。滝の裏の崖で記念撮影してるモンゴル人もいました。滝壺に落ちたら上がって来れないんじゃないか。

アルタイの岩絵
タバン・ボグドの周辺には広く青銅器時代以降の岩絵が分布しており、アルタイの岩絵として世界文化遺産にも登録されています。
午後はこの近くにある岩絵を見に行きます。今いるクルガン湖のすぐ北側にあるコトン湖まで、車で一時間ほどドライブ。

岩絵はその辺にありそうな岩の所々に書かれています。この岩、すぐ割れて剥がれてしまいそうに見えますがよく今まで残ってたな。


アルタイの岩絵の中にはかなり大きいものもあるのですが、ここのものは比較的小さく、意匠も単純に見えました。それだけ時代が古いってことなんでしょうか。
イーグルハンター
ユルトに戻ってしばらく休んだ後、イーグルハンターから鷲を見せてもらいます。
衣装は狼の毛皮で作ったものだそう。というかこの辺、にいるんだな……そりゃ牧羊犬も凶暴になるわ。
イーグルハンターは鷲一羽を二、三年かけて訓練するのですが、この鷲はまだ捕まえたばかりで飛ばせないそう。普段の訓練の様子とかでいいので飛んでるところが見たかった。

ハンターから衣装を借りて記念撮影ができます(チップは必要、10ドルくらい)。鷲を羽ばたかせるために腕を上げ下げするのですが、体重が10kmくらいあるため疲れます。
鷲は羽ばたいても飛べないように足輪をつけられています。飛んでいるところが見られるならもっと払うんだけどな……。
飛ぶところが見たいなら事前に確認するか、9月にあるイーグルフェスティバル(鷲狩り文化保存のための祭り)に行くのが良さそうです。

餌は魚の切り身をガツガツと食べてました。

その後はガイドが釣りをする様子を眺めたり、運転手が昨日パンクしたタイヤの補修をするのを手伝ったりしつつ過ごしました。


明日はツアー最終日、オルギーへ帰ります。