ツアーで一緒だったスペイン人は今日のバスでウランバールまで戻り、一度北京に抜けてから母国へ帰るそう。彼は往路もバスで来ていたため、陸路移動についていろいろ話を聞かせてもらいました。
結論、僕も明日のバスでウランバートルまで移動することにしました。バスは27時間の長時間移動となるため、今日はオルギーでゆっくり休みます。
ホテルに朝食が付いていたので午前中はだらだら過ごします。ホテルの屋上に共有スペースがあり、町を見渡せます。

近くでは新しいビルがいくつか建設中。どうもロシア資本のものらしい。道は未舗装ですし空きビルも多いため、新しいビル建てる前にやることあるんじゃないかという。

町の中では中国やロシアよりもトルコ系の洋服店や料理が目立ちます。
住民のほとんどを占めるカザフ人はトルコ系民族に含まれますし、文化的な繋がりも深いのでしょう。音楽とかも結構似て聞こえます。

中央広場近くのホテル。多分これがオルギーで一番大きい建物です。街の周囲はタバン・ボグドみたいな荒野なので、周囲数百キロの中で最大の大都会です。

昼食は広場近くのArvinというレストランへ。
大きめのテーブル席しかなく混雑する時間に一人で占有するのは躊躇しますけど、モンゴル人も一人飯してたので大丈夫なよう。

「Эндег, ногоотойшарсан мах(卵野菜肉炒め)」を注文。なんか焼肉のタレっぽい懐かしい味がして美味しい。日本人の口にも合いそうです。これは毎日でもいけます。ソフトドリンク含めて22,500トゥグルグ(約900円)でした

今夜は別のゲストハウスを個人で予約しています。
ゲストハウスまでは歩くと20分ほどかかるため、ホテルのフロントでタクシー呼べないか聞いてみましたが無理なよう。代わりに近くにあるタクシースタンドの場所を教えてもらいました。
スタンドには公認タクシーと白タクが一緒に並んでいます。

タクシースタンドで客待ちしている運転手に行き先のゲストハウスを訪ねます。
仲間内で場所を知っている人がいないかワイワイ騒いだ後、知っていると言う運転手の白タクに乗ります。少し走って、やはり知らなかったのか通行人にゲストハウスの場所を聞き始めました。あるあるです。
結局、Google Mapを見ながらナビして無事 宿泊する「Bulbul Jamak Travel hostel」へ辿り着きました。
民家をゲストハウスとして貸し出している感じです。シャワートイレ共用の個室で一泊23ドル(約3,400円)。

ゲストハウスで少し休んで、町の外れにある展望台へ。徒歩で30分くらいなので散歩がてら歩いて行ってみます。

これまでの村と違って往来も多いです。


右手の丘の上が展望台になっています。この丘のすぐ下まで車で行くこともできます。

街の中心部。広場周辺以外にもちらほら高い建物があります。Hobda川を挟んで郊外には住宅地が広がっています。オルギーの人口は5万人ほどなので、日本でいうと小さめの地方都市くらいの感覚でしょうか。


ゲストハウスの近所に食事できそうなところがないため、中心部まで20分ほど歩きます。
広場を見下ろすカフェでピザとブルーベリーシェークを注文(25,500トゥグルグ、約1,020円)。国外のクレカは弾かれて現金のみでした。このシェークが濃厚でとても美味しかった。


明日はウランバートルまで27時間のバス移動です。