ニイハオ!今日は台湾西部にある美しい離島「澎湖(ポンフー)」へ移動します。
膨湖へは嘉儀近くの布袋港からフェリーが出ています。布袋港へのバスと膨湖へのフェリーチケットをセットでkkdayで予約しました(往復約10,300円)。
観光バスで布袋港へ
布袋港への観光バスは駅の後站(西口)側から発車します。ホテルのある前站(東口)側からは線路を越えて移動する必要があります。

駅構外には連絡通路はないため、反対側へ行くには駅のホームを結ぶ通路を使います。駅改札脇にある通行券を使えば無料で駅構内を通って後站へ行けます。

後站には駅に隣接するバスターミナルがありますが、観光バスはそこではなく付近の路上から発車します。
バスは8時発の予定でしたが、全員揃ったのかちょっと早めに出発しました。乗客は10人くらいです。

バスはすぐに嘉義の市街地を抜けて郊外へ。途中、新幹線の駅である「高鉄嘉義駅」の近くを通過し、一時間ほどでフェリーターミナルのある布袋港に到着しました。
フェリーで膨湖 馬公港へ
膨湖でへのフェリーは数社が運行しています。
ウェブで予約している場合、カウンターで紙のチケットを発券する必要があります。僕が買ったチケットは複数の船会社による共同運航で、乗客数に応じて乗る船が割り振られるシステムのようです。
待合室で座っていると、係員らしき人がわざわざ近くに来て乗船手順を説明してくれました。窓口でも同じような説明あったんですが、僕がわかってなさそうに見えたからフォローしてくれたのかな。

しばらくたつと改札が開き、保安検査をして奥の出発ロビーへ。その後、埠頭を歩いて船に乗り込みます。

乗船手続きが始まって5分ほどでほとんど全員が船に乗り込みました。手際がいいのか民度が高いのか。
座席はほぼ満席です。こんな満員になるような船に乗るのは久しぶりだな。乗客はほぼ台湾人で、欧米人がちらほら、という感じです。
出航まではまだ30分ほどあるので船内で待ちますが……船の中がめちゃくちゃ寒い。冷房が強いとかいうレベルを越えて凍死するんじゃないかという寒さです。荷物からスウェットを引っ張り出して耐えます。
出航時刻の10時になり、定刻通りに出発。
この日の船は「凱旋8号」。この航路の中でもかなりスピードが出る船らしくめちゃくちゃ揺れます。
僕は普段あまり乗り物酔いしない方ですが、寒さのせいもあってちょっと気持ち悪くなりました。
80分ほどの地獄を耐え抜き、ついに澎湖の馬公港に到着!

この移動、今回の旅の中でもワースト3に入るきつさでした。
膨湖の食事
今日はこのあと予定はありません。ホテルに荷物を置いた後はのんびり昼食へ。
膨湖は海鮮が有名らしいのですが、特に牡蠣は台湾全土の中でも非常に有名だそう。澎湖は潮の流れが速く、水質がきれいなためクリーミーで濃厚な牡蠣が育つんだとか。
昼食は近くでよさげな食堂「邵老師 生壕海鮮」へ。蒸し牡蠣は一皿7枚くらいで150台湾ドル(約740円)。
牡蠣は殻のまま出てくるので、自分で開いてわさび醤油で食べる感じです。日本のよりちょっと小ぶりな感じがしますが、濃厚で美味しい。殻に残る出汁が最高です。

夕食は近くの日本料理店「倚楽」へ。ほら、普段食べ慣れてる味付けじゃないと素材の違いわからないから……。
刺身の盛り合わせや寿司、ほか何品か頼んで合計920台湾ドル(4,500)円。日本の居酒屋くらいの金額感でしょうか。
膨湖だとスギ、ブリ、イカとかが有名らしい。どれも新鮮で、もし近所にあったら間違いなく通いつめるレベルの店でした。


明日は膨湖をバイクで一周します。
