カザ周辺バイク旅①: キー、キバー、チッチャム

インド

ジュレー!今日からカザでバイクを借りて、周辺の村々をドライブします。

今日はカザの北西部にあるキー、キバー(キッベル)、チッチャム(チチャム)という三つの村を回ってみます。

カザでのバイクレンタル

標高が高い坂道を走るため、そこそこ排気量のあるマニュアルバイクにしました。

「Spiti Outdoors Bike Rentals」という店でロイヤル・エンフィールドのHunter 350を借りて一日1,800Rs(約3,100円)でした。

ロイヤル・エンフィールドは元はイギリスのバイクですが、本社が倒産した後インドの工場がブランドを引き継ぎ、今ではインドの国民的バイクになっています。

特にラダックやスピティをロイヤル・エンフィールドで走るのは多くのバイカーの憧れです。僕も今回 初めて乗るので楽しみです。

ガソリンスタンドはカザの真ん中にインディアンオイルがあります。僻地でガソリン無くなったら嫌だなと思って念のため満タンにしたら、半分以上余ってしまいました。

キー (Key)

カザを離れ、崖沿いの道をしばらく走ります。奥に小さく見えるのがキーの村です。

道路は一応舗装されており、昨日のタボ-カザ間の道と比べるとだいぶマシです。

村を見下ろす丘の上に立つのはスピティ谷でも最大かつ最古級(11世紀創建)のチベット仏教修道院であるキー・ゴンパです。

バイクだと反対側から回り込むような感じで建物のすぐ下まで行けます。

中は石造りの洞窟みたいな雰囲気で、いくつかの小部屋に分かれています(撮影禁止)。

入り口がめちゃ狭い謎の小部屋で、ちょうど僧侶の方がお勤めをしていました。空間の狭さと漂うお香の香りで没入感というかトランス感があって良かった。

キバー (キッベル、Kibber)

この辺からスピティ谷を離れて山の方へ入り、葛折りで標高を上げて行きます。小雨がぱらついてきて寒い……。

キバー手前の展望スポットに到着。キバー(右)とチッチャム(左)。

キバーのゴンパ。閉まっていて入れず。

村の奥にある道をさらに30分ほど走るとタシガン(Tashigong/Tashigang、ナコ近くのタシガンとは別)という世界最高所の投票所がある村や、Getteというキーの真上付近にある謎の村へ行けます。

僕はきつそうだったので諦めましたが、ローカルの人は普通にスクーターで走っていました。すごい。

チッチャム (チチャム、Chicham)

少し戻り、崖沿いの泥道を走ってチッチャムへ。

インド人はこの路面状態でも普通に飛ばして行きます。怖くないのか?

キバーとチッチャムを結ぶチッチャム橋に到着。

チッチャム橋は標高約4,145mに架かる「アジアで最も高い場所にある吊り橋(鋼鉄トラス橋)」です。

ツーリングの目的地にする人が多いらしく、記念撮影するインド人ライダーで賑わっていました。

橋が架かっているパリルンボ峡谷。

実際見てもよくわからないくらい地層がぐちゃぐちゃで、ゲームのポリゴンをバグらせたみたいな現実感のない地形です。

橋から少し走るとチッチャムの村に着きます。多くは橋で引き返すので、この辺まで来る人は多くはないよう。

このチッチャムの村、2017年に橋が完成するまではキバーから渡したケーブルとトロリー(小さな箱)に乗って往来していたらしい。

カザから一時間ほどの場所に最近まで陸の孤島だった村があるとは驚きです(周辺にはまだ数村、車でのアクセスが難しい村があるらしい)。

チッチャムから見たキバーと橋。

明日は車道が通る世界最高所の村、コミックへむかいます。