タシデレ!今日は若尔盖(ゾルゲ)を離れて甘粛省と四川省の境界にある街、郎木寺(ランムースー)へ向かいます。
若尔盖から郎木寺へ乗り合いタクシーで移動
若尔盖から郎木寺へは乗合タクシーでの移動が一般的なよう。
僕はホテルに手配をお願いしましたが、当日の朝フロントで「車がパンクしたため来れなくなった、代車も見つからない」と言われました。
この乗り合いタクシーの運用はよくわからないのですが、観察している限り街によって以下のようなパターンがありそう。代車が見つからないので若尔盖は個人のツテで探してるパターンじゃないかと。
- バス会社もしくは観光会社みたいなところが元締めになっている (会社名の入った車が乗り合いタクシーとして運行している)
- 個人が適当にやっている
- 街によっては組合?みたいなものがあり、元締めみたいな人に聞くと車が見つかる
- そうじゃなければ知り合いをたどりながら車を探す
若尔盖と郎木寺はこの辺だといずれも有名な観光地なので、移動手段がないってことはないはず。車は個人で探すことにしてバスターミナル(若尔盖汽车客运中心)へ向かいます。

バスターミナルの前にいた客引きに聞くと、直行ではないが数キロ手前の分岐まで行く車はあるとのこと。まあ最悪歩けばいいかってことでその車に乗せてもらうことにしました。
車は一時間ほど客待ちをして、11時ごろに出発。この車は郎木寺よりさらに北にある合作(ホーズオ)へいくよう。合作は甘南チベット族自治州の首府(州の中心)であるさらに大きな街です。
※オンシーズンであれば郎木寺への直行もあるらしい

車は気持ちいい草原の中を走り、一時間半ほどで郎木寺から数キロ北の分岐に到着(35元、約800円)。
ここで乗り換えが不安でしたが、降りたところにちょうど郎木寺行きの乗り合いタクシーが停まっていたので乗り込みます (10元、約230円)。
これ、最初の車の運転手が呼んでくれたのかな……?他に乗客はいませんが、すぐに発車してくれました。

窓から見た感じ、分岐から郎木寺までは結構 傾斜も距離もあるため、歩くのはまあまあ大変だと思います。
郎木寺を観光
ホテルに荷物を置いて郎木寺を観光します。
チベット風の町並みはもともとあった歴史ある門前町をリノベーションし浄化したもの。郎木寺の人口は数千人で、今の時期は観光客も少ないためちょっと寂しく感じます。

周囲は美しい山々に囲まれています。僕は今回行けませんでしたが、村はずれにある峡谷へのトレッキングも人気らしい。

別の方角にはテーブルマウンテンみたいな山も。

街のすぐ向こうには高速道路の高架が建設されており、さすがに景観的にどうなのって感じがします。

また、今朝までいた若爾蓋や通り道にある花湖には高速鉄道を通す計画もあるらしい。
今でも秘境感はあまりない(ちょっと交通が不便な観光地って感じ)ですが、高速道路や鉄道が通るといよいよ普通の街になりそうだな。
色止寺
二省にまたがる郎木寺は、それぞれの省にある二つの寺院で有名です。
まずは甘粛省側にある色止寺 (セルティ・ゴンパ、Sertri Monastery)へ。

入口にチケット売り場がありますが、この日は閉まっており無料で入れました (通常30元、約700円)。


近くの露店で気になっていた「マニ・ラコル(Mani Lhakhor)」を購入(20元、約460円)。
これはポータブル マニ車的なもので、片手でくるくる回すことで中に入ったお経の筒が回転し、読経したのと同じ効果が得られるもの。東チベットでコルラ(巡礼)をしているチベット人の方がよく持ってます。

後日、お土産物屋でもっと作りが良いものが同じくらいの値段で売られていたのでそっちで買えばよかった。
天葬台
郎木寺は今でも鳥葬が行われている街としても有名です。鳥葬は遺体を細かくしてハゲワシなどに食べさせることで肉体を自然に還し、魂を天に送る葬儀です。
正直に言うと鳥葬に興味はあるものの、葬儀なので軽い気持ちで行くものではないですし、行われる日もわかりません。鳥葬のために数日待つのは僕の道徳的には無しかなと思ったので、鳥葬スポットを見学だけすることにします。
鳥葬が行われる場所は天葬台といい、郎木寺では色止寺の裏手にあります。
天葬台寺の周囲にある巡礼路を登っていきます。村を眺めつつ、マニ・ラコルを回しながら歩きます。


しばらく歩いたところで観光客立ち入り禁止の看板が。

過去には天葬台まで行けたと聞いていたのですが、マナー違反の観光客によるトラブルも起きていたらしいので残念ですが仕方ないかって感じです。

格爾底寺
続けて四川省川にあるもう一つの寺、格爾底寺(キルティ・ゴンパ、Kirti Monastery)へ。
こちらの寺はチケット売り場が営業しており30元(約700円)。

割と広めの空間に寺や宿坊が並んでいます。写真だと全然写ってませんが、歩いている僧侶の方はかなり多く活気と生活感があります。

こっちの寺は道が入り組んでいてちょっと路地裏に入ると探検感があって良い。しばらく敷地内を散策して宿に帰りました。

明日は東チベットの中でも最も行きたかった場所、札尕那(ザガナ)へ向かいます。
