ナマステ!昨日バイクで立ちゴケした時に痛めた足を診察してもらうため、レコン・ピオの病院へ向かいます。
レコン・ピオ リージョナル ホスピタル
今いるカルパから少し山道を下ったレコン・ピオには、キナウル県の医療の中心であるリージョナル・ホスピタルという公営病院があります。
この辺境エリアの医療の中心ということで周辺の謎の村に比べればだいぶマシなのでしょうが……インドの公営病院は料金が激安な分ローカルの人々でごった返しているイメージがあります。
謎の病院でひたすら待たされるよりは、大都市に戻って外国人向けのいい病院へ行くべきか……。
泊まっているホームステイのご主人に相談すると、レコン・ピオの病院は僕が想像しているよりはだいぶまともらしい。とりあえずここで診察と応急処置を受け、それからのことは後で考えることにしました。
これ以上足に負担をかけないよう、その辺に落ちていた手頃な木の棒を松葉杖代わりにしていざ出発です。
病院まではホームステイの息子さんの車で送ってもらえました。

足を引きずって受付へ。受付にはローカルの人々が10人ほど並んでいますが大混雑ってほどではありません。近くには警備員もおり、割り込みもなく秩序ある感じです。
僕も列の後ろに並んで待っていると、その警備員の方が声をかけてきて代わりに受付してくれるそう。
警備員から受付料10Rsが必要と言われたため渡し、脇に座って待ちます。しばらくすると警備員がカルテらしきペラ紙をもって帰ってきました。
そのまま先ほどの警備員さんに連れられて診察室へと向かいます。途中、さっきの10Rsも返してくれました。このお金なんだったんだ?
廊下は診察待ちのインド人で溢れています。
山奥の病院ということでもっと野戦病院のような過酷な環境を想像していましたが、日本の感覚だと地方の古い診療所を少し雑然とさせた感じでしょうか。床の汚れ具合とか古い小学校みたいだなと思いました。
廊下を少し進むと「Emergency」と書かれた救急外来が見えてきました。
部屋の前にはなぜかインド人が20人ほどたむろしています。
最初は「患者の付き添いの人かな?」と思ったのですが、ほとんどの人は自分のカルテを持っています。救急外来に入りたいけど入れてもらえない人たちなのでしょうか。
警備員さんが患者?を押し分けて通り道を作り、救急外来に入れてもらえました。室内にも警備員がおり、許可された人以外は入らないようにしているよう。
外の人たち、一度断られたら外で待ってても無駄じゃないかと思うのですが……謎です。
救急外来の中は待合室兼診察室みたいな感じで、簡素な椅子やベッドが並んでいます。中には症状が重いのか点滴や酸素吸入をしている人も。
こんなとこ普通に入って待ってていいのかな……まあ他に待合室ないからここで待つしかないんですけど。
そこらにハエも飛んでるし、ここで命に関わる怪我や病気をしたら絶望するな。日本の医療がいかに恵まれているかを実感します。
しばらく別の患者さんが寝ているベッド脇の椅子に座って待っていると、インド人医師がやってきて問診してくれました。
足の腫れの状態を見てひとまずレントゲンを取ることに。また警備員が付き添ってくれ、レントゲン室へ向かいます。
撮影したレントゲンを医師にみてもらった結果、骨に異常はないが軟部組織を痛めているということ。向こう三週間くらいは安静が必要らしい。
とりあえず折れてなくてよかった。
痛み止めなどの処方薬をカルテに書いてもらい、病院内にある薬局で薬を購入します(1,520Rs、約2,580円)。
処方されたのはこんな薬でした。
- Healfix: 抗生物質
- Adtrypsin: 痛み止め
- Thiovene: 筋弛緩薬
その後、病院の受付の隣にある支払いカウンターへ行くと、よくわかりませんが支払いは不要と言われました。いくら公営とはいえ外国人からは高めに取っていいと思う……。
帰りは宿に紹介してもらったタクシーを呼び、ホームステイに帰りました(500Rs、約850円)。
今後の予定
全治三週間ということでこれからの旅程は大きく見直す必要が出てきました。
また、ローカル病院なので診察結果が妥当かちょっと不安なのと、レコン・ピオで三週間過ごすのは宿・食事の両面で辛いので一度 大きな街へ出ようと思います。
選択肢はシムラー、チャンディーガル、デリーあたり。色々考えた結果、外国人向けの設備が整った病院があり、食事の選択肢も豊富なチャンディーガルまで戻ることにしました。
明日はチャンディーガルへ向かいます。

