ベトナム北部の秘境 バベ湖へ

ベトナム

シンチャオ!今回はベトナム北東部に位置するカルスト地形の原生林とエメラルドグリーンの湖水に囲まれた秘境、バベ湖(Ba Be Lake / Hồ Ba Bể)へ向かいます。

バベ湖への行き方

バベ湖へはハノイやカオバンからアクセスするのが基本のよう。

日本語だとあまり情報がないので、ここでは僕が滞在中に把握できた手段をまとめておきます。

ハノイから

  • 乗り合いミニバス
    • 所要時間:約5時間30分
    • 運賃:約300,000 VND程度

カオバンから

  • 乗り合いミニバス
    • 所要時間:約5時間
    • 運賃:200,000 VND程度
    • 直行はなく、バックカン(Bac Kan)で乗り換え
  • ローカルバス (Ba Be行きのバスは湖へは行かず、付近の町Cho Ra止まり)
    • 所要時間:約3時間
    • 運賃: 200,000 VND
    • Cho Raからバベ湖畔の村パックゴイ(Pac Ngoi)まではタクシーで30分ほど、250,000VND程度

僕は行きはカオバンからローカルバス+タクシー、帰りはミニバスでハノイへ抜けました。

バベ湖付近にはATMがないため、事前に現金を多めに持って行くようにしましょう。

僕はカオバンにいる間、銀行の全体障害でどのATMからも現金が降ろせず冷や汗をかきました。経由地のCho RaにはいくつかATMがあります。

カオバンからバベ湖へローカルバスで移動

カオバンに到着した際にバスターミナルでバベ行きのバスがあることを確認していたため、まずはバスターミナルへ。

カオバンからバベへのバスは一日一本で昼12時発。200kドン(約1,200円)。

バスターミナルに着くと、ちょうどバベ行きバスの運転手がカウンターで何か手続きをしているところでした。そのまま運転手に連れられてバスへ乗り込みます。

バスは乗客二人だけでガラガラ。かと思ったら、謎の荷物がどんどん積み込まれて満席(というか満杯)になりました。隣の席も謎のズタ袋で埋まってます。

バスは山道をひた走り、三時間ほどでCho Raへ到着しました。上に書いた通り、バベ行きのバスは湖までは行かずCho Ra止まりになります。

タクシースタンドがどこかわからないためバスの運転手に聞いたところ、知り合いのタクシードライバーに電話して呼んでくれました。

呼んでくれたタクシー運転手は以前 日本で技能実習生として働いていた経験があり、普通に日本語が通じます。

ハザンとかカオバンでは英語も通じないことが多かったのに、こんなところで日本語が通じる人に会うとは驚きです。

バベ湖の宿泊施設

バベ湖周辺には、いくつか宿泊できる村やリゾート施設が集まっている場所があります。特に一般的なのは以下三つのよう。

  • パックゴイ村(Pac Ngoi Village)
    • 特徴:一番人気のメイン集落。伝統的な木造の高床式住居を改装したホームステイが豊富。
  • ボル村(Bo Lu Village)
    • 特徴:パックゴイ村の隣にある静かな集落。観光地化が控えめで、タイ族ののどかな農村の暮らしをより身近に感じられる落ち着いた環境。
  • コックトック村(Coc Toc Village)
    • 特徴:湖の南西端、山の斜面と森に囲まれた秘境感ある集落。カヤックの出発拠点やトレッキングに最適で、静かに自然を満喫できるエコ宿が多い。

僕はパックゴイのホームステイ個室に泊って225kドン(約1,300円)ほどでした。

部屋には小さなバルコニーがありますが、村から湖までは数百メートル離れているため眺めはそれほど良くはありません。

周辺に食事できるところはほぼないので、宿で食べるのが一般的なよう(夕食150kドン、約870円)。

バベ湖ボートツアー

翌日はバベ湖観光のメインとなる船着場から出航する木製ボートツアーへ。

ボートツアーの出発地点となる船着場は湖畔にいくつかあり、ふらっと行けば乗れる感じです。

船着場のチケット売り場には複数の公式ルートが掲示されています。ルートは2~5の4つで、ルート1はなぜか存在しないよう

  • ルート2(バベ湖周遊)
    • 行程:船着き場発 → アンマ寺院 → バゴ島→ 船着き場着
    • 所要時間:約40分〜1時間30分
    • 料金:600,000 VND
  • ルート3(バベ湖周遊 + ダウダン滝)
    • 行程:船着き場発 → ダウダン滝 → アンマ寺院 → バゴ島 → 船着き場着
    • 所要時間:約2時間〜2時間30分
    • 料金:800,000 VND
  • ルート4(バベ湖周遊 + プオン洞窟)
    • 行程:船着き場発 → プオン洞窟 → アンマ寺院 → バゴ島 → 船着き場着
    • 所要時間:約2時間30分〜3時間30分
    • 料金:1,000,000 VND
  • ルート5(バベ湖周遊 + ダウダン滝 + プオン洞窟)
    • 行程:船着き場発 → ダウダン滝 → プオン洞窟 → アンマ寺院 → バゴ島 → 船着き場着
    • 所要時間:約3時間30分〜4時間30分
    • 料金:1,200,000 VND

料金は1隻あたりで、最大乗船人数は12人のためシェアすれば安くなります。また、上記とは別で一人当たり入園料が70,000ドンが必要です。

僕はルート3を選んで、ボート貸し切り+入園料で870kドン(約5,000円)。

ボートに乗って湖に出ると、風邪が少し冷たくて寒いくらいです。

湖畔には大きな町や他のボートもなく、ひたすら大自然の中を進んでいきます。湖面にはペットボトルなどのごみがちょこちょこ浮かんでいるのが残念。

しばらくすると湖を抜け、最初の訪問地であるダウダン滝を目指して川を下っていきます。

ダウダン滝(Dau Dang Waterfall / Thác Đầu Đẳng)

ボートは一時間ほどで滝へ到着。小さな埠頭でボートを降りて、滝の展望スポットまで遊歩道を歩きます。

湖の上では他のボートを全く見かけませんでしたが、ここはベトナム人観光客で賑わっています。みんな陸路で来たのかな。

埠頭から滝までは1kmほど。 整備された遊歩道を歩いていくと、次第に水の落ちる轟音が大きくなってきました。

ダウダン滝には上部と下部にそれぞれ展望台が整備されており、滝の姿を眺めることができます。

先日バンジオックの滝に行ったためそれと比べると小さく感じますが……まあ湖や森の中のハイキングを楽しむスポットという感じです。

バゴ島

ボートに乗って湖に戻り、バゴ島という小さな島に上陸。

この湖の中にある小さな島の中央には、さらに小さな池があります。ここはアオティエン(Ao Tien)、別名「妖精の池」と呼ばれている場所のようです。

池までの道にはぽつぽつ露店が並んでいます。湖では他のボートや観光客をほとんど見かけないんですけど、この島に一日何人くらい客が来るんだろう。

湖に渡された桟橋。奥まで行くには入場料5kドン(約30円)必要。

アンマ寺院

最後に、湖の中にある別の小島「アンマ島(An Ma Island)」へ。

ここには小さな寺院があります。

ボートは二時間半ほどで船着場に戻ってきました。

何かものすごい観光地があるわけではないですが、その分 観光客がほとんどおらず、のんびり大自然の中でボートに揺られるのを楽しむ感じです。

湖を囲む道路をパックゴイ村からボル村まで散歩。視界が遮られているところばかりで見晴らしは良くない。

ミニバスでハノイへ

翌日、今日はミニバスでハノイへ向かいます。ミニバスはホテルで手配してもらい、ピックアップは7:30。

やってきたミニバンに乗り込むと、隣はこれからカオバンへ行くというオーストラリア人が座っていました。ハノイとカオバンで方向は正反対なんですが、どこかで乗り換えがあるのかな。

バスはバベ周辺の小さな村を回りつつ乗客を乗せていきます。

二時間半ほどして、10時過ぎにバックカンという小さな村へ到着。パックゴイからバックカンへは最短ルートなら一時間半くらいなんですが、遠回りしてきたため時間がかかりました。

ここでカオバン行きのオーストラリア人は別のミニバスに乗り換え。

ハノイ方面はまだ方向が同じなのでいいですが、ここからカオバンに戻ると結構時間かかるだろうな。カオバン方面ならミニバス乗り継ぎよりもローカルバス+タクシーの方がだいぶ早そうです。

あとは「このままミニバスに乗っていればハノイか」と思いきや、郊外のSAで別のミニバス乗り換え。さらに、宿の近くの幹線道路でさらに別のバイタクに乗り換えです。僕の行き先は運転手同士で伝言ゲームで伝えてくれてます。これ、車を差配する方も大変だな。

バイタクでハノイの細い路地を走っていると、なぜか途中のラーメン屋に止まりました。「まさか昼食休憩かな?」と思いつつ待っていると、ラーメン屋の店員を連れて僕のところに戻ってきました。

どうも僕に言葉が通じないのでラーメン屋なら日本語に訳してくれると思ったようだ。いや翻訳アプリあるんだからわからないならそう言ってほしい。

ラーメン屋にちょっとした営業妨害をしつつも13時過ぎにホテルに到着しました。

明日から数日ハノイを観光します。