ナマステ!今回はパタンコートへ移動し、郊外にある謎の洞窟寺院、ムクテシュワール・マハデーヴ寺院(Mukteshwar Mahadev Mandir)を観光します。
パタンコートはシュリーナガルやアムリトサルへの交通の要衝でありながら、観光地として訪れる外国人は比較的少ない街です。
今回目的にしているムクテシュワール・マハデーヴ寺院についても、日本語の情報はなさそう。
もっとも、Google Mapsのレビューは4,000件以上でスコア★4.8と、周辺の人にとってはかなり有名なスポットのようです。
この洞窟寺院はインドの叙事詩『マハーバーラタ』の中でパンダヴァの5兄弟が放浪生活の際に隠れ住んでシヴァ神を祀ったとされる場所で、約5,500年前のものと言い伝えられています(実際の成立年代について科学的なコンセンサスはないよう)。
カトラからパタンコートへ
今いるカトラからパタンコートへは、インドの特急列車であるバンデ・バーラト急行(Vande Bharat Express)で簡単に行くことができます。
予約したのは14:55にカトラ始発のデリー行き。運賃は以下のような感じです。
- CC(ACチェア):620 Rs
- EC(エグゼクティブ):1225 Rs

列車は少し発車が遅れ、三時間ほどでパタンコートに到着。

パタンコートではUberが使えますが、実際に走っている車はほとんどありません。
Uberが捕まらないので駅前にいたリクシャーを利用してホテルへ向かいます。
パタンコートでもリクシャーは乗合いにするのが普通らしく、その辺の路上で他の客が当たり前のように乗り込んできます。

パタンコートのホテル
少し落ち着いた環境のホテルに滞在したいと考え、外資系チェーンのベストウェスタンをTrip.comで予約していました。
ですが、チェックインしようとするとフロントのスタッフとマネージャーが何やらワタワタし始めました。
どうやら予約がちゃんと取れてなかったらしい。安宿ならともかく外資系チェーンでそんなことある……?
とりあえず今夜は部屋に空きがあるということでそのまま泊まり、翌日以降は「Riviera Sarovar Portico Pathankot」というホテルを予約し直しました。

このオサレな名前、どこかで聞いたことあるなと思ったらラクナウで泊まったところです。チェーン店だったのか。
宿泊費は「Riveria…」の方がちょっと高かったんですが、差額はTrip.comが補填してくれました。前も書きましたがTrip.comのサポートは結構しっかりしてると思う。
ホテルのレストランでラクナウフェアをやっていたので食事。ラクナウ料理は旅行中に出会ったラクナウ民にも薦められてたんですが初体験です。

ムルグ・エ・ナザーカット・ショルバ(Murgh-e-Nazakat Shorba)
チキンスープと聞いたので普通のクリアなスープを想像していたらどろっとした油みたいなものがきました。中には鶏のゼラチン質がゴロッと入ってます。ちょっと驚きましたが、この油とスパイスの風味はクセになりそう。

ガラワティ・ベガム・パサンド・ケバブ(Galawati Begum Pasand Kebab)
ケバブという名前だけ見て炭火焼き的なものかと思ったら、ペーストみたいなひき肉のケバブでした。

というかこれめちゃくちゃ辛い。食べた瞬間は普通なのですが、後からじわじわ蓄積される系の辛さです。辛くない料理を薦めてもらったのにどういうこと……。
パタンコート郊外観光
翌日はタクシーをチャーターし、市街地から離れた郊外の寺院へ向かいます。
料金はムクテシュワール・マハデーヴ寺院と通り道にある要塞の二箇所を回り、だいたい 3時間で1,500 Rs(約2,600円)でした。
シャウプルカンディ要塞(Shahpurkandi Fort)……近くの寺
パタンコートからムクテシュワール・マハデーヴ寺院への道中にあります。

近くには小さなヒンドゥー寺院があります。本堂に入ると額に印をつけてくれ、プラサード(神様からの恵み)としてバナナをもらえました。

要塞という名前なのに寺院しかないのおかしいな……と思いつつも、Google Mapsにも寺院の写真が貼ってあったので「こんなもんか」と思って帰ってきてしまった。

実際にはさらに奥に要塞跡があったらしい。
ムクテシュワール・マハデーヴ寺院(Mukteshwar Mahadev Mandir)
そのままタクシーを走らせて目当ての洞窟寺院へ。
寺院は駐車場から250段ほど石段を降りた川沿いにあります。

まだカトラのヴァイシュノ・デヴィ寺院の疲れが残っているので、帰りにこの石段を登るのきつそう……。

川沿いまで降りると右手に大きな岩があり、この岩に洞窟が掘られています。

なんか想像してたのと違うな……。
Google Mapsの写真では露出した岩肌に洞窟が開いていて趣のある雰囲気でしたが、現在は入り口が建物で覆われています。
昔の姿:

気を取り直して洞窟内へ。

ヒンドゥー寺院内は撮影NGなことが多いんですが、ここは中にいたプジャリ(神職)っぽい人が「一緒に写真撮ろうよ!」と割とフレンドリーな感じでした。

というか服装的に本職ではなく係員だったのかもしれない。ここでもプラサードにバナナをいただきました。

期待とちょっと違いましたが、情報の少ない観光地ではよくあることです。まあこういうところは目的地へたどり着くまでの過程の方が楽しかったりするしな。
元々はパタンコートではなくカシミールの謎の山奥に行こうと思っていたのですが……その地域では今年の頭に武装勢力との銃撃戦で死者が出ており、まだ掃討作戦が続いているそうなので流石に止めました。
明日はローカルバスでダラムシャーラーへ向かいます。
