タシデレ!今日は世界最高所の街 理塘(リタン、Litang)へ向かいます。
理塘の標高は約4,000メートル、世界最高所の街とも言われます。理塘全域の人口は約6.7万人で、県城(中心の町)だけでも約2.7万人。その9割以上がチベット人です。
もちろん世界中にはより標高の高い町や村はありますが、行政機関があり、数万人の人が暮らす「しっかりした規模の都市」としては最も標高が高い、ということらしい。
もっとも、ちゃんとした都市でもボリビアのポトシやラパス(エル・アルト)の方が標高は高いので、最高所の街(の一つ)って感じでしょうか。
香格里拉鎮(稲城亜丁)から理塘への移動方法
バスターミナルから乗り合いタクシーが出ています。一日三便で6:00, 9:00, 15:30発、130元(約3,000円)。
シートは8席しかないため、早めにチケットを購入しておいた方が良さそう。
まあ、おそらく上とは別で人が集まれば発車するタイプの乗り合いタクシーはありますし、稲城県城などの経由地で乗り換えることもできるため移動できなくなることはないと思います。
乗り合いタクシーで理塘へ
乗り合いタクシーのチケットは香格里拉鎮へ到着した日にバスターミナルで購入しておきました。
東チベットのバスや乗り合いタクシーは早朝や午前中発が中心です。僕が訪れたのが午後だったため窓口には誰もいませんでしたが、宿直室にいたおじさんに聞いたら電話で窓口の人を呼んでくれました。
予約した乗り合いタクシーは朝9時発。バスターミナルには8:40くらいに来いと言われました。
当日、ちょっと早めの8時半ごろにバスターミナルへ。着くやいなや、運転手が急いでやってきてあわただしく車に乗せられました。

いや9時発じゃないのかな……?チケットも何も確認されなかったので正しい車か不安です。
乗り合いタクシーということでギュウギュウ詰めにされるかと思いましたが、一人一シートはあります。が、急カーブが多いので隣のおばさんがもたれてきて辛い。

車は4,300mくらいの峠を越え、9時半ごろに稲城県城へ。ここの休憩スポットで車を乗り換えです。

新しい車は一人一人の座席が独立でスペースが確保されており、USBポートもついています。チベットにこんないい乗り合いタクシーあるのか……。

道の脇に花海とか草原的な景区が点在しています。今はまだ寒いため枯れていますが、夏から秋にかけて草や花々に覆われるようだ。
遠くに見える謎のチベット寺院。

三時間ほどで稲城亜丁の空港に到着。飛行機に搭乗する乗客を降ろしたあと、これから到着する乗客を一時間くらい待ちます。こういう待ち時間があると田舎に来たなって感じがします。
空港周辺は巨大な岩がごろごろしており結構すごい景色です(海子山)。

こういうところを自分の車で走れたら気持ちいいだろうな。
理塘に到着
乗り合いタクシーは14時ごろに理塘のバスターミナル(新理塘客运站)に到着。

車でホテルまで送ってくれそうな雰囲気でしたが、次の街へのバスチケットを買いたいのでここで降ります。
ホテルはバスターミナルのすぐ近くの「虫草大酒店」で一泊約7,200円ほど。

前庭に放し飼いの孔雀がいました。孔雀がいるホテルは初めてだな……。これは間違いなくいいホテルでしょう。

部屋からは理塘の町並みが一望できます。街は山の間の平地に大きく広がっており、その向こうは草原。いまは茶色ですが、夏は一面緑に染まります。

ちょっと遅めの昼食で招牌(おすすめ)牛筋麺。香格里拉市からここまでずっと標高が高いため、高山病予防(胃腸に血がいきすぎないよう)のためずっと麺類を食べてます。
見た目辛そうですがそこまでじゃない (日本基準だと激辛)。麺は太めでコシがあり普通の牛肉面とはまた違った感じで良い。

理塘を観光
翌日は理塘を観光します。理塘ではDiDiが使えないため、ホテル目の前の大通りで流しのタクシーを捕まえます。
理塘寺
最初はタクシーで理塘寺の展望台 (理塘寺后山观景台)へ。

理塘寺を囲む道が巡礼路(コルラ)になっており、僧侶や地元の人々が巡礼しています。写真だと数人ですが、巡礼路自体が長いので全体では百人以上はいるんじゃないでしょうか。
この巡礼の様子をみて、なんか初めて『チベット』に来たなって感じがしました。これまで訪れた九寨溝や稲城亜丁もチベット自治州ではあるんですが、チベットの『観光地』というイメージだったので。

展望台から巡礼路を下っていきます。

30分ほど歩いて理塘寺に到着しました。

本殿の中に入るとちょうど僧侶がお勤めを始めるところでした。

堂内に集まった僧侶たちはそれぞれ体を揺らしながら読経したり、それぞれ食事をしたりと様々。その間を、お香を焚いて煙をまく僧侶や、大きなトサカのような帽子をかぶった翁則が歩き回っています。
ちょっとカオスですが、チベット仏教では読経は自分のペースでやる(早く唱えるほどよい)、儀式の合間にお茶や食事を好きに食べてよい、とわりと自由な感じらしい。

仁康古街
理塘寺の近くにあるチベット風の町並み。観光地化されており中国人ツアー客で賑わっています。



おしゃれカフェのヤクヨーグルトとバター茶で休憩。

古街はツアーの漢人ぽい人ばかりですが、街の大通りや繁華街はチベット人しかいません。

その後は大通りをしばらく歩いて帰りました。
明日は甘孜(カンゼ)という街へ移動します。

