松賛林寺: 天空の理想郷に佇む「小ポタラ宮」へ

チベット

ニイハオ!今日は香格里拉シャングリラ市へ戻り、小ポタラ宮ともいわれる松賛林ソンツェンリン寺を観光します。

飛来寺から香格里拉市へ

雨崩から戻った翌日、来た時と同じく長距離バスで香格里拉へ帰ります。

香格里拉市から飛来寺へバスで移動
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バスは一~二時間おきに運行しており、僕は11時のバスに乗車。

バスは香格里拉市の高鉄駅や独克宗古城を経由して、15時半ごろにバスターミナルに到着しました。

今日はこの後、市内にある松賛林寺というところへ向かいます。どこかで入場16時までという情報をみたので、急いでDiDiで向かいます(13元、約260円)。

松賛林寺

松賛林寺(Ganden Sumtseling Monastery)は、中国雲南省デチェン・チベット族自治州シャングリラ市に位置するチベット仏教の寺院です。標高約3,380メートルの高地に建てられており、雲南省において最大規模を誇るチベット仏教ゲルク派の寺院として知られています。

この寺院は1679年、ダライ・ラマ5世および清朝の康熙帝の勅命によって建立されました。ラサにあるポタラ宮に似た外観から「小ポタラ宮」とも称され、山の斜面に沿って複数の堂宇や僧坊が並んでいます。中心となる扎倉(ジャツァン)と吉康(ジカン)という主要な本堂には黄金の屋根が施されており、内部には巨大な仏像や鮮やかな壁画、経典などが保存されています。現在も約700人の僧侶がこの敷地内で生活を送り、日々のお勤めや学問の修行に取り組んでいます。

タクシーは10分ほどで旅客中心(旅客センター)に到着。寺だけでなくエリア全体の入口となっており、思ったより巨大です。

カウンターでチケットを購入。

入場料が55元(約1,100円)、寺までの観光バスが往復で20元(約400円)でした。

バスにしばらく揺られ松賛林寺に到着しました。

山の斜面に沿って階段状に建物がどっしりと並んでおり、まるで城や要塞のようにも見えます。最近作られたっぽい管理棟とかも同じスタイルで建てられており、景観にはかなり配慮しているよう。

寺の建立を命じたのはポタラ宮と同じダライ・ラマ5世。当時は政争も激しく、元が要塞だったポタラ宮のスタイルを踏襲したことで実質的に要塞としての機能も持っていたって感じらしい。

ゲートをくぐり、石段を登って本殿エリアへ向かいます。

中央の黄色い建物が扎倉ザカン大殿という大本殿。黄色い壁はこの寺を作った宗派であるゲルク派では「特に神聖な特別な場所」で使われるもの。建物内は撮影禁止です。

チベット仏教の寺からは異国情緒だけでなく、どこか懐かしさも感じます。

たぶん木の柱や土壁、瓦とかのパーツから日本の寺や城みたいな懐かしさを感じる一方、建物全体の重厚さとかカラフルさはまさに異国なので、そんな不思議な印象を受けるのかな。

近くの屋台でデカ焼き鳥、10元(約200円)。中国スタイルだと横から串にかぶりついて、串をスライドさせて肉を引きちぎって食べます。

寺の前面には拉姆央措湖ラムヤンツォという大きな湖があり、周囲に遊歩道が整備されています。水面に映る寺が美しい。

この湖と寺の背後の山も聖地ということで、チベット的には背山面水の完璧な配置なんだそう。

僕が行ったときには全然歩いている人がおらず、寺を眺めつつゆっくりと散策することができました。

この日は香格里拉で一泊し、翌日の高速鉄道で昆明へ帰りました。

この後は陸路で国境を越えてベトナムへ向かいます。