アニョハセヨー。今日は韓国で最後の訪問地、ソウルへ移動します。
ソウルへ
江陵からソウルへ移動する方法は高速列車KTXが一般的です。江陵からはソウルまで行く列車とソウル東側の清涼里(チョンニャンニ)駅までの便があり、後者の方が便が多いです。僕はホテルが清涼里に近いので清涼里駅までKTXで行き、あとは地下鉄に乗り換えることにします。
昨日 江陵への列車を予約したときに一緒に清涼里へのチケットも調べていたのですが、すでにエコノミークラスのチケットは全部売り切れており、ビジネスクラスも一部の列車しか残っていませんでした。
列車の本数は30分に1本ほどあるのですが、それ以上に人気路線のようです。移動が休日に重なる場合は、早めに予約したほうが良さそうです。
僕は一度いい列車クラスにも乗ってみたかったので、ちょうどいいと思いビジネスクラスを予約。
エコノミー27,600 ウォン(約2,760円)に対してビジネス31,200ウォン(約3,120円)と1割ちょっと高いだけです。日本の新幹線グリーン車ほどは料金の差がありません。距離でみても、ソウルから江陵までの直線距離が約170kmなので。同じくらいの距離の東京-静岡の新幹線運賃6,000円と比べるとだいぶ安い気がします。
ゲストハウスをチェックアウト。駅まで1km弱なので運動兼ねて歩きます。

駅には発車予定時刻1時間ほど前に到着しました。

駅前のEDIYA COFFEEでタルゴナラテを頼んで休憩(3,700ウォン、約370円)。
見た目で適当に頼んだのですが、トッピングされているのはナッツかと思ったらタルゴナという韓国の砂糖菓子らしい。溶け出した砂糖でめちゃくちゃ甘くて美味しいです。

出発15分ほど前に駅構内へ。ホームがまだ空いておらず、ホーム入り口で待つ人の列が待合室まで伸びています。

ビジネスクラスもエコノミーも同じ4列席。前後方向では一車両当たりエコノミーが19席、ビジネスクラスが12席なので足元の余裕は増えているみたいです。設備はエコノミーとはずいぶん違って座席背面モニタや無線充電ケースなんかがありました。僕は隣の席と近いのが嫌なので、高額席は列数を減らして欲しいです。

江陵からソウルまでは1時間40分ほど。しばらくは山の景色を眺めていたのですが、途中から少し寝てしまいました。
列車は清涼里駅に到着。到着ホームに別の改札があって、近郊路線に乗り継げるようです。便利ですがそのせいでホームが狭くなって混雑しているという。

清涼里駅から地下鉄1号線でホテルの近くまで移動します。駅最寄りの地下鉄入口(エレベーター)が並んでいたので次の入り口から入ろうとしたら工事中で、さらに先まで数百メートル歩きました。

どうも汗かくなーと思ったら28度。江陵周辺は22度くらいなので、ソウルの方がだいぶ暑いようです。
清涼里からホテルのある東廟前(トンミョアブ)駅までは地下鉄で3駅。
地上に上がる階段がやけに混んでいると思ったら、周辺で蚤の市をやっています。お土産物から謎のガラクタまで。駅の出口からホテルまでは100mくらいなんですがホテルの先まで市が伸びており、たどり着くのに少し時間がかかりました。

ホテルにチェックイン。ご主人が陽気な人で、僕が暑そうにしていたのを見て氷のタオルで顔を拭いてくれました。おじさんそのタオル今まで自分で使ってたやつですよね。
ホテル ドンヤンジャンで一泊約5,000円。

少し部屋で休んで昼食へ。14:00過ぎで中途半端な時間だったので近くのマクドナルドへ行くことに。オーダー端末は日本とほぼ同じで、イートインなら端末脇の番号札をとって待っておけばいい形です。
ダブルプルコギバーガーのセットを注文。日本でいうテリヤキバーガー的な位置付けでしょうか。2階の客席フロアに上がるとほとんど席が埋まっていました。

東大門周辺を観光
食べ終わったので近くにある東大門周辺を少し観光することに。地下鉄一駅分なので歩いて行けます。

ソウル城郭。ちょっとした高台になっており、東大門を眺められます。


少し南にあるザハ・ハディド氏設計の東大門デザインセンターへ。企画展示としてDIOR展をやっていました。少し興味あったのですが、サンダルにユニクロのラフすぎる格好だったのでやめました。

東大門周辺でも路上にマーケットが出ています。何重にもダメそうなやつ。

ネットミームで有名な清渓川沿いを歩いてホテルへ帰ります。

桟橋の下で路上ライブをやっていました。音も響くし涼しいので結構いいのかも。ここ以外にも、橋の桟橋の下には涼みにきた一般人がちょこちょこ座り込んでいます。

まあまあでかいピラニア鯉がいて驚きました。東廟前周辺はちょっと所得低めな雰囲気がするのですが、その辺の人たちに食べられたりしないんでしょうか。

ホテル周辺に戻って、蚤の市を見て回ります。古着とか骨董品みたいなのはわかるんですが、電源コードの切れ端とか誰か買うのかな。こういうの、市に電源コードの切れ端を探しに来る人がいるって仮定で持ってきてるのか、今までどれくらい売れたことあるのか気になります。夕方になって市を畳むときに、全く売れなかったであろう謎ガラクタを片づけてるの見ると少しいたたまれない感じになります。


夕食はNAVERで調べた麺屋へ。入り口がありそうな路地を探しても見つからなかったので、仕方なく大通りへ戻り別の店「プクチャン麺屋(북창면옥)」へ。なんか内装見たことあるな……と思ったら、ここがもともと来たかった店でした。多分建物違う気がするんですけど、大通りから建物の間通ってきたのでよくわかりません。

扶余でも食べた水冷麺10,000ウォン、ビール5,000ウォンで計15,000ウォン(約1,500円)。

ここ、メニューの下に中国語と英語も書いてあるので観光客向けの食堂だと思うのですが、店員の知り合い?のお兄ちゃんが持ち込んだ肉を焼きにきて店員と食べ出したり、ホームレスっぽい人が残飯貰いにきたりと若干カオスです。
ご主人が声かけてくれたり、店員さんが麺の食べ方わからないんじゃないかとフォローしてくれたり居心地はいいんですが。
ソウルにはあと四日ほど滞在して、6/5のフェリーで中国に渡る予定です。