ニイハオ!今日は黄竜九寨へ移動し、黄竜風景名勝区を観光します。
黄竜九寨にはあの有名な九寨溝があります。近くにある別の世界遺産 黄竜風景名勝区と合わせて観光するのが一般的です。
黄竜(Huanglong)は、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州に位置する景勝地で、1992年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。
標高3,000メートルを超える高地に、石灰華が堆積して形成された数千の彩池が連なっています。約3.6キロメートルにわたる黄竜溝(Huanglong Valley)には、五彩池(Five-Colored Pond)などの池群が階段状に配置されており、水に含まれる炭酸カルシウムや藻類の影響でエメラルドグリーンやブルーの色彩を呈します。
周辺は雪宝頂(Mount Xuebaoding)を主峰とする岷山山脈に囲まれ、高山生態系が維持されています。この地域にはジャイアントパンダ(Giant Panda)やキンシコウ(Golden Snub-nosed Monkey)といった希少動物の生息地も含まれます。黄竜古寺(Huanglong Ancient Temple)などの歴史的建造物も点在し、自然景観と文化的要素が混在したエリアです。高低差のある散策路やロープウェイが整備されており、地形を俯瞰することが可能です。
10/18 成都から黄竜九寨へ
成都から黄竜九寨への移動方法
以前は成都から九寨溝までバスで10時間以上かかったらしいのですが、2024年に高速鉄道ができてからは4〜5時間ほどで移動できるようになりました。
この路線は人気路線らしく、僕が一週間前に予約しようとした時点ですでに夜の列車しか空いてませんでした。日程が決まっている場合、予約受付開始直後(14日前)に席を予約したほうがよさそうです。
高速鉄道駅である黄竜九寨駅から九寨溝や黄竜風景名勝区へはツーリストバスが頻発しています。
ツーリストバスは単純に二地点を結ぶものだけでなく、黄竜九寨駅→黄竜風景名勝区 (観光)→九寨溝と観光の待ち時間を取ってくれるものもあります。
この周辺は全体的に標高が高いため高山病の危険もあります。九寨溝のほうが標高が低いため、九寨溝で宿泊→黄竜の順で観光したほうが安心です。
- 黄竜九寨駅: 約3,000m
- 黄竜風景名勝区: 約3,100m 〜 3,600m
- 九寨溝の街(漳扎鎮): 約2,000m
- 九寨溝景区: 約2,000m 〜 3,100m
高速鉄道で黄竜九寨へ
三星堆から成都へ戻り、これから黄竜九寨へ向かいます。
少し喉が痛いのでファミリーマートで龍角散のど飴を購入。70gのパックで35元(約700円)と日本の3倍くらいの値段です。つい日本の値段と比べてしまいますが、これで数日辛い思いしなくて済むなら全然安い。
予約した列車は18:38発、黄竜九寨駅までは二時間強の移動です。運賃は一等で約5,300円でした。
列車はめちゃくちゃ混んでます。

列車は一時間ほどで山の中へ。暗くてよくわかりませんがほとんどトンネルの中を通っているようです。
二時間ちょっとで黄竜九寨駅に到着。駅以外何もありません。

標高が上がったせいもあり気温は5度くらい。想像してたより寒いです。
駅前には客待ちのタクシーがいるほかDiDiも使えます。列車の乗客も多いため、待ちたくないなら早めに捕まえたほうがいいと思います。
DiDiでタクシーを配車して予約したホテルへ向かいます。周りは真っ暗で、こんなところで置いていかれたら泣いてしまうな。
松藩蔵王伝説リゾートホテル
チベット自治州ではちょっといいホテルに泊まろうと思い、いつもより高め……といっても9,000円くらいです。
これはチベット宮廷スタイルと言っていいんでしょうか。広々とした廊下には細かな装飾がされ、タンカやチョルテン、マニ車なんかが飾られています。
非日常感があってとても良い。






10/19 黄竜風景名勝区
翌朝。頭痛など高山病の症状はありませんが、Apple Watchで血中酸素濃度をみると83%ほどでした。3,000メートルくらいですが結構影響出ているようです。
ゆっくりした呼吸を意識しつつ、朝食はお粥とか消化に良さそうなものを多めに食べます。
黄竜九寨駅から黄竜風景名勝区へ
高度順応を考えると九寨溝へ先に行った方がいいのですが、この日は日曜。僕は混雑を避けるため今日は黄竜風景名勝区へ行き、明日 九寨溝へ行くことにしました。
移動には黄竜風景名勝区で観光→その後 九寨溝へ行ってくれるツーリストバスをTrip.comで予約しました。ツーリストバスには大型の観光バスから小さいミニバンまでいくつか種類があります。
僕は定員の少ないミニバンタイプにして、運賃は2,900円ほどでした。観光バスよりも多少高くなりますが、落ち着いて移動できるので全然いいです。
この日は乗客が少なかったのか、僕のほかは台湾人が一人だけ。車もバンではなくセダンでした。

黄竜風景名勝区
車は一時間弱で景区入口に到着しました。
景区の入場料は170元(約3,400円)、景区に登るためのロープウェイが80元(約1,600円)です。予約はWeChatでできるのですが、僕の携帯では決済できず台湾人に買ってもらいました。
ロープウェイには乗らずに歩いて登ることもできますが、高度順応できてないと結構大変だと思います。
観光ルートはこんな感じ。左側のロープウェイで上まで登り、観光スポットを巡りつつ降りてくる感じです。

駐車場から無料バスでロープウェイ乗り場へ向かいます。

ロープウェイ乗り場。

ロープウェイで上駅に着きました。
標高が上がったのもあり、昼でも気温は6度くらい。小雨もぱらついており寒いです。

景区内は遊歩道が整備されているほか、一部の区間は観光車に乗ることもできます(20元)。

たまに酸素吸入小屋があります。また、街の売店では酸素缶が売っており、酸素を吸いながら歩いている人も多いです。

森林限界は超えてないようですが寒冷帯っぽい木々や苔で独特の景観です。

メインの観光スポットである五彩池の手前から少し登ります。

五彩池に到着。水は見事なエメラルドグリーンです。
普通だと水深が深いところが青くなるのですが、ここは石灰棚が白いせいか浅いところでもきれいに色が出ています。

遠目だと上段から下流へ徐々に色が変化しているのがわかります。これは水中のミネラルや藻の混ざり具合によるものらしい。


一通り観光したので山を下ります。下りは意外と長く一時間半ほどかかりました。
五彩池以外にもいくつか水のきれいな景勝スポットがあり、映え写真を撮る人々で賑わっています。





途中、台湾人が同級生に偶然会うという謎イベントもありつつ、一時過ぎに入り口へ帰ってきました。
この後はツーリストバスで九寨溝へ移動し、明日は九寨溝を観光します。

