アニョハセヨー。今日はフェリーで済州島まで移動します。
韓国本土から済州島へのフェリーはいくつかの都市から出ています。ここ順天から一番近いのは、一昨日乗ったバスの終点である麗水(ヨス)。ほかにも、釜山(プサン)や木浦(モッポ)などからも便があるようですが、夜行だったり乗り継ぎバスの時間が合わなそうだったりでいまいち。
結局、いま滞在している順天から南西に移動した莞島(ワンド)という町から出ているフェリーに乗ることにしました。莞島はその名の通り島ですが、韓国本土とは橋でつながっています。済州からも近く、フェリー移動での最短ルートになるようです。
チケットはフェリー予約ポータルサイトのDirect Ferriesから予約しました。
フェリーは15:00発のため、それまでに順天から莞島へバスで移動します。莞島から済州島へは2時間40分の船旅になります。
市外バスで莞島(ワンド)へ
市外バスのチケットは順天到着時にバスターミナルで購入しておきました。購入したチケットを見ると、座席はともかく出発時刻も記載されていません。購入時には時刻を指定したはずなんですけどね……。

チケットの注意書きを翻訳してみると、先行順乗車で乗れなかったら次の便になるとのこと。チケットとしてはその日のうちなら有効ってことなんでしょう。そんなに人気のある路線ではないはずなので満席で乗れないことはないと思いますが、乗りたい便(9:55) に合わせて少し早めにバスターミナルへ向かいます。
泊まっている順天駅付近とバスターミナルの間は路線バスが頻発しています。いくつかはちょうどホテル前のバス停を通るので、ホテル前から乗車できました。バスターミナル最寄りのバス停から数分歩いてターミナル着。

莞島行きのバスはプラットフォーム9番から。バスは出発の10分ほど前にターミナルに入って来ました。他のバスと比べて外観は新しかったのですが、中は昔ながらの観光バスみたいな感じ。高速バスとは違い、電源とかはありません。


乗車は数名で、席はガラガラでした。このバスはワンドへ直行するのではなく、いくつかの町を経由して向かいます。到着までは3時間の予定です。
出発後、地図で現在地を見るとかなり早いペースで進んでいたので2時間くらいで着くかな、と思ったのですが、途中から経由地を回るため最短ルートからは外れて海南(ヘナム)のほうまで大回りしていきます。ここはルート検索時に経由地としても提示された町なので、直行だろうが経由だろうがこの町は徹ってことでした。
フェリーで済州島へ
予定通り13:00ごろに莞島のバスターミナルへ到着。莞島のバスターミナルからフェリーターミナルまでは2km弱の距離があります。路線バスも出ているのですが、しばらく待ちそうだったので歩いて行くことに。


フェリーターミナル到着。アワビのオブジェがシュールです。

フェリーターミナルのチケットカウンターでパスポートを見せれば予約したチケットが発券できました。フェリー乗り場でロッカーがあれば周辺を観光したかったのですが、インフォメーションで聞くとそんなのはないとのこと。大人しく待合スペースで待機します。
ターミナルにはすでにかなり人がいます。外国人はほぼいません。荷物は少ない人が多い印象です。韓国の方が多いので、そもそも荷物少ないか、車に積んでいるからかもしれません。

乗船時間になりました。チケットとパスポートチェックをして船に向かいます。

船の名前はGold Stella号。済州島まで2時間40分の船旅です。


Direct Ferriesの予約時には船室クラスは選べなかったのですが、いくつかのクラスに分かれているようです。僕は1番安い相部屋です。
僕の部屋。部屋番号の下に72Pって書いてありますが、部屋の定員72名ということでしょうか。ここに72人はヤバいですって。

部屋によりますが2~30人入ってました。

船内には定番の食堂やゲームセンターやカラオケのほか、キッズスペースやペットスペースもあります。飛行機と違ってペットと一緒にいられるのはいいですね。カラオケルームで歌ってる人初めて見ました。

スタバなんかもあります。

船は15分ほど遅れて、18:00ごろに済州島へ到着。下船に時間がかかることもあるので、時間には余裕をみたほうがいいでしょう。

ホテルはターミナルから6kmほど離れた新済州エリアにあるのですが、直通で近くまで行くバスがありそう。バス停の電光掲示板で調べると次発はちょうどいい18:15。フェリーの到着時刻に合わせてくれているのかな。バス内の電光掲示板は日本語表示もありました。

済州到着
予約しているホテルはアイジンホテル。今日から4泊の予定で、1泊5,000円くらいです。このホテルの受け受けには人がおり、韓国来てから初めて対面でチェックインしました。


夕食は近くを散歩しながら探して、そこそこにぎわっていたカムチョ食堂へ。チェーン店のようですが、韓国のグルメ漫画にも出てくる有名な店らしい。Google Mapで出てきませんが、場所はこの辺。

豚カルビとか腸詰めのセットを注文。昨日に続いてこれもまあまあ量が多かったです。てっきり定食のAセットBセットみたいなものかと思ったのですが、複数人でシェアする用なんですかね。

明日は済州島の南西にある馬羅島(マラド)という島へ行ってきます。