雨崩③ 氷湖: 梅里雪山麓の神秘の氷河湖

チベット

ニイハオ!今日は雨崩から氷湖というところまでトレッキングしてきます。

峠を越えて笑農へ

近くの商店で軽食を買って8時ごろ出発。

今日のスタート地点は上雨崩なのでホテルから近くて楽です。昨日、トレッキング後に上雨崩まで登ってくるのはちょっときつかったからな……。

中国のトレッキングアプリで調べると、上雨崩からだと往復14km、獲得標高900mくらいのルートのよう。最初に一山超えたあと、川沿いの道を梅里雪山の麓まで登っていく感じです。

石畳の道を歩いて村外れのスタート地点へ。

寺を右手に見て林を抜け、15分ほど歩くと上り坂が始まります。

昨日の神瀑ルートの登りよりは急な山道です。

10時前くらいに笑農の鞍点(笑农垭口)に到着。

峠を越えたところにちょっとした展望スペースがあります。ここから川へ向かって少し下ります。

雲の向こうに梅里雪山があるはずですが何も見えない。

この辺から霧雨が降ってきました。一部ですがぬかるんだ道もあります。

このルートはホーストレッキングで来る人もいるため、馬の落とし物も混ざってます。ここで転ぶと悲惨だな。

林道を少し歩いて、10時過ぎに笑農牧場(笑农牧场)に着きました。

笑農から氷湖へ

ここはかつて梅里雪山の日中合同登山隊がベースキャンプとしていた場所です。ここでも簡単な食事ができます。

その後は川に沿ってなだらかに登ります。多少 高度順応できたのか、昨日の神瀑ルートよりも楽に感じます。

10時半ごろ細い橋を渡って対岸へ。

道ははっきりしており、積雪とかなければ迷うことはなさそうです。

氷湖

そのままゆっくり上り続け、11時ごろに氷湖に着きました。上雨崩からだと三時間くらいかかりました。

周囲を山に囲まれた場所にぽっかりと佇むエメラルドグリーンの湖が美しい。

霞がかかって神秘的ではありますが……山が見えないのは残念。

この崖のすぐ向こうは明永氷河のはず。

未踏峰である梅里雪山の初登頂を目指した日中合同登山隊、その17人全員の命を奪った現代登山史上最悪の雪崩事故が起きた場所です。

書籍「梅里雪山/小林尚礼」で描かれていた遭難事故の様子や、氷河の中から仲間の遺体や遺品を捜索し続ける様子、神山と共に生きるチベットの人々の暮らしや信仰……そうしたものがより生々しく感じられ、大自然への圧倒的な畏怖と人間のちっぽけさを突きつけられます。

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しばらく物思いに耽った後、12時ごろに下山を始め、二時間ほどで上雨崩に着きました。

明日はまた歩いて尼農、飛来寺へ帰ります。