ビル (Bir) でパラグライダー体験と沢登り

インド

ナマステ!今回はパラグライダーの世界的な聖地として知られるインド北部の村ビル(Bir)で、パラグライダー体験と沢登りに行ってきます。

パラグライダー体験

体験ツアー申し込み

僕はパラグライダーをやるのは今回が初めて。

ビルの中心部には多数の旅行会社があり、インストラクターとのタンデム飛行のアレンジをしてくれます。

体験ツアーはバスターミナルの目の前にある旅行会社「Team Bill Billing」で申し込み、一回3,000Rs(約5,100円)。

料金には町からテイクオフ地点への送迎とアクションカメラの貸し出しが含まれます。これ以外に、テイクオフ地点への入場料100Rs(約170円)が別途必要でした。

正直、インストラクターとはいえインド人に命を預けるのは不安ですが……今までやったことがないアクティビティにはできるだけ挑戦したいという好奇心が勝ちました。

パラグライダー体験

朝早い時間の方が気流が安定し、視界も良いらしいということで朝9時の出発を指定。

時間に合わせて旅行会社へ行きましたが、そこはやはりインド。時間通りに出発とはならず30分ほどワタワタと準備が続きます。

……これ毎日こんな感じなのかな。

機材をジープに積み込み、テイクオフポイントへ向けて出発です。僕の他にはインド人観光客が二人。それぞれのインストラクターと運転手で七人乗ってます。

ポイントまでは山道を14km、30分ほどかかります。

山道から

午前10時頃、標高約2,400mのテイクオフポイントに到着しました。眼下には緑豊かな平野がどこまでも広がっています。

丘の上にいくつか離陸ポイントがあり、次々とパラグライダーが飛び立っていきます。

駐車場から離陸地点まで小山を登り機材をセッティング。僕は右も左もわからないため、インストラクターにされるがままです。

ヘルメットを着け、ハーネスという椅子と安全ベルト的なものをグライダーに固定されます。

器具は身体にがっちり固定するのかと思ってましたが遊びがあります。身体が抜け落ちないようにはなってますが、インドだと普通に固定忘れとかもありそうだしちょっと怖い。

グライダーを広げいよいよ離陸です。

「合図を出したら足を止めずに全力で前へ走れ!」

インストラクターの合図に合わせて力いっぱい前へ走ります。グライダーの抵抗があるので全然前には進めず、走るというより踏ん張るって感じです。

そうして頑張っていると、ふっと足の裏か地面の感触が消え、体が宙に浮き上がりました。そのまま斜面を這うように飛び上がっていきます。

飛び立つ瞬間はもっと怖いかとびびってましたが、踏ん張っているうちにぬるっと離陸していました。

足元に広がるのは深い緑の森とミニチュアのように小さなビルの村。眼下を鳥が飛んでいきます。

揺れは想像していたよりずっと穏やか。翼やハーネスもしっかり気流に乗っているのか安定感があります。

飛行機のように機体や窓ガラスに守られていないぶん、全身に吹き付ける風や浮力をダイレクトに感じられ「自分で飛んでる感」が感じられます(自分で飛んでるわけではないが)。

そのまましばらく山の斜面のまわりを旋回し、上昇気流を捕まえながらゆっくりと村の方へ。

後半、慣れてきたところでちょっとアクロバティックなるジグザグ飛行。体感では身体がほぼ90度傾いているのではないかと思えるくらいの角度で旋回を繰り返します。遠心力もかかって相当怖い。

30分ほどでビル村外れのランディングポイントへ無事に着地。

足の裏が再び地面に触れた瞬間、心地よい脱力感と深い安堵がじんわりと押し寄せてきました。

Gunehar Hidden Waterfall

翌日は村郊外にある隠れ滝へ。

滝へは少し危険な岩場を歩くため、ガイドを付けることが推奨されています。実際行ってみた感じ、沢登りとかの経験がないと一人では難しいと思います。

滝のある集落の入り口に着くと、地元のガイドたちが数人たむろしていました。

ガイド料は300Rsくらいが相場らしいんですが、僕が行った時は交渉しても全然値段が下がらず500Rs(約850円)でお願いしました。

集落の入り口から荒れた道をバイクで10分ほど走り、トレッキングルートの入口に到着。

滝の麓までの道は難しくはなく、ヤギをどかしつつ歩いて滝の麓へ。

この岩を越えると河原

ここから滝壺まで100mはくらいは滑りやすい岩の上や川の中を歩く沢登り的なルートです。河原に靴を置いて川の中へ。

というか川の水がめちゃくちゃ冷たい。雪解け水らしく、水の中を1〜2m歩くくらいでも限界に近い冷たさです。

場所によっては太ももくらいまで水に浸かるところもあり、岩場の難しさよりも寒さでギブアップしようかと思いました。

ゴツゴツとした岩の間を、ガイドさんが教えてくれた小さな取っ掛かりを頼りに登っていきます。場所によってはガイドさんの身体に足を乗せないと進めないところも。

そうこうしてようやく滝壺に到着。ここではじめて滝の全容が拝めます。短い距離でしたが結構達成感はあります。

……滝壺のそばにいると水しぶきもめちゃくちゃ冷たい。見学も早々に切り上げ、また冷たい川の中を凍えそうになりながら帰りました。

歩き始めから滝まで、往復で一時間ちょっとかかりました。

道中の展望スポットから見た滝

明日はダラムシャーラーへ帰り、トリウンドという展望スポットまでトレッキングしてきます。