ナマステ! 今日はダラムシャーラーからパラグライダーの聖地として知られる町、ビルへ向かいます。
ダラムシャーラーからビルへの移動方法
本数は少ないですがダラムシャーラーから直行のツーリストバスがあります。時間帯は早朝か夜でちょっと不便。
昼間に移動する場合、HRTCのバスを途中の街(パランプル、バジナート)で乗り継いで行く必要があります。
僕はダラムシャーラーから山を登ったマクロードガンジに宿泊しており、バスが発車するダラムシャーラーまで行くのも少し手間です。
ビルの後はまたマクロードガンジまで戻ってくる予定のため、道中の観光がてらスクーターで往復することにしました。
マクロードガンジからビルまではスクーターだと三時間くらいかかります。
体力的にはバスの方が楽ですが、謎の町で時刻もわからないバスを乗り継ぐのも精神的にはきついのでどっちもどっちって感じです。
伝統工芸が息づくノルブリンカ研究所(Norbulingka Institute)
マクロードガンジから急峻な九十九折の山道を一気に下り、ダラムシャーラーの中心部へと向かいます。
この下りだけで地味に30分ほどかかるので、郊外へ出かける場合はダラムシャーラーに泊まった方が楽です。
ダラムシャーラーの市街地を抜け、まずは南東のシドプール(Sidhpur)にあるノルブリンカ研究所へ立ち寄ります。

ここはチベットの伝統文化や工芸を保存・継承するための文化施設で、タンカ(仏画の掛け軸)や木彫り、刺繍などの工房や博物館があります。

入場料は200ルピー(約340円)。

訪れた時間帯が良くなかったのか職人さんの姿はまばらでしたが、静まり返った工房には絵の具と木屑の匂いが漂い、独特の凛とした空気が満ちていました。

バジナート寺院(Baijnath Temple)
ノルブリンカを出発し、幹線道路である国道154号線を東へ進みます。
山あいの小さな集落をいくつも抜けていくと、この地域一帯ではひときわ規模の大きな町、パランプル(Palampur)に入りました。
ここは美しい紅茶畑が広がる避暑地としても知られ、街道沿いにはリゾートホテル風の立派な宿泊施設も目立ちます。
パランプル中心付近の道がややこしくて何度か行きつ戻りつしてようやく街を抜けます。
借りたスクーターにはスマホスタンドがついておらず、運転しながら地図が見られないので不便です。
パランプルを通過してさらにバイクを走らせること約30分、古い歴史を持つ町バジナート(Baijnath)に到着。

バイクをその辺の道端に停めて、市街地の一角に佇むヒンドゥー教寺院、バジナート寺院へ。

ここは西暦1204年に建立された歴史ある石造寺院です。北インド特有の流麗な放物線を描くシカラ(尖塔)を持つ「ナガラ様式(Nagara style)」の傑作として知られています。


パルプン・シェラプリン寺(Palpung Sherabling Monastery)
バジナートとビルの間の山道にあるチベット寺院です。僕はダラムシャーラーへの帰路に寄りました。
山門ではパスポートの確認と台帳への記帳が求められます。拝観料は無料です。

山奥の静かな小寺院を想像していたのですが、敷地に足を踏み入れると予想をはるかに超える巨大な建物が広がっていました。

この寺院は、カギュ派によって1977年から建立が進められた名刹です。
敷地中央には巨大なドーム状の屋根に覆われた本殿(大講堂)が鎮座し、仏教大学や宿坊が整然と並んでいます。

あいにくこの日は本殿の鍵が閉まっており内部は見学できませんでした。
ビルに到着
さらに走ってビルに到着。
ビルはメインストリートにこそ旅行会社やカフェが並びますが、そこから少し外れるとインドのどこにでもありそうなのどかな村って感じです。

村はずれにあるパラグライダーのランディングポイント。

ビルではパラグライディングの体験と、村はずれにある謎の滝へ行ってきます。
